米中は対等、日本は?



 先般、米国と中国の間で尖閣問題につき、言論の応酬があった。
『中国外務省の秦剛報道局長は20日クリントン国務長官沖縄県尖閣諸島(中国名・釣魚島)に絡み、「日本の施政権を害そうとするいかなる一方的な行為にも反対する」と中国をけん制する発言をしたことについて談話を発表、「発言は事実を見ようとせず、是非をわきまえていないもので、強烈な不満と断固たる反対を表明する」と主張した。
 秦局長は「米国は釣魚島問題で逃れられない歴史的な責任を負っている」と強調。米国に対し、「責任ある態度で釣魚島問題に対処することを促す」とした上で、「言動を慎み、実際の行動で地域の平和・安定と中米関係の大局を維持し、中国人民の信用を得なければならない」と訴えた。(時事通信 1月20日)』(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130120-00000050-jij-cn

 この中国の米国への反論に対し、米国務省のヌランド報道官は22日の記者会見で、「中国はわれわれに懸念を向けるよりも、対話での問題解決を試みるため、日本政府とともに取り組むべきだ」と再反論している(http://sankei.jp.msn.com/world/news/130123/chn13012311170002-n1.htm)。
 こうした中国と、日本に肩入れしてくれる米国のやりとりを見て、「やっぱり米国は頼りになる・・・」なんて思ってしまうようでは駄目である。ここで日本の立場を客観的に眺めれば、まるで日本は子供扱い、保護国のような立場ではないか。何故なら、日本は、米中どちらに対しても、このような調子でハッキリ相手国を非難できないからである。
 日本が怒った時、相手国に言えるのは、精々「極めて遺憾」ぐらいなのだ。日本の情けなさを痛感しなければならないのである。
 中国も、強大な軍事力、経済力を手にするまでは大人しかった。力を持って急に尊大に振る舞う無粋な中国を、左翼かぶれの上品な日本人は、成り上がり者を見るお公家様のような目で馬鹿にして見ているが、身の程もわきまえず相手を嘲笑するお公家様のような人物は、時代劇では大抵、ロクな死に方をしない事に気付くべきだ。
 世界は力関係で成り立つ。バランス・オブ・パワー。力の均衡である。
 日本が米中と対等になるには、何としても、まず核(=国家の格)を持たねばならないのだ!




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