仏の大陸間弾道ミサイル



 フランスが保有する潜水艦発射型大陸間弾道ミサイルの試験発射に関する、ロシアの報道。
『フランスの大陸間弾道ミサイル「M-51」は大西洋上空で爆発した。試発の後だった。「Le Parisien」紙が本日伝えた。
 同紙が当局者の話として伝えたところによれば、「飛行の第一段階で、理由は不明だが自爆装置が作動した。」という。
 実験に際して、弾頭は搭載されておらず、大西洋岸のフィニステール県に配備された原子力潜水艦から発射されていた。(インターファックス 2013/5/5)』(http://japanese.ruvr.ru/2013_05_05/112542701/

 フランスは潜水艦発射型大陸間弾道ミサイルを実戦配備しているが(http://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%BC%BE%E9%81%93%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB)、今回の試験発射は失敗したとのこと。
 日本では、どこかで報じられたろうか。
 日本の左翼系知識人は、フランスが好きである。それは、フランスが皇帝を排除した歴史を持つ事、そしてフランスがアメリカに対し距離を取っている事、その二点で、左翼達の考えと共通するからであろう。
 フランスがイラク戦争に反対した時も、日本のマスコミ、知識人はフランスを大絶賛していた。
 けれども、日本のマスコミや左翼知識人の主張と、国としてのフランスの行動姿勢に、良く見れば一致点は殆ど無い。
 フランスは、世界でも屈指の原子力発電推進国である。フランスは核保有国であり、原子力潜水艦も持っている。大陸間弾道ミサイルも持っている。
 イラク戦争には反対しても、マリに対する軍事介入は躊躇せずに行った。自国の国益を最優先に考え、軍事行動も辞さない国である。
 つまり、フランスは、ちゃんとした普通の国である。
 日本の左翼が、もしもフランスを手本にしたいならば、学ぶべきは原発推進、原潜保有核武装であろう。



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