米諜報機関が個人情報収集



 CIAの職員が、個人情報の収集を米諜報機関が大規模に行っていると内部告発した。

『米連邦捜査局FBI)と国家安全保障局(NSA)が、極秘裏にインターネットの個人のメールなどの情報を入手していることが明らかになった問題で英紙ガーディアンは九日、中央情報局(CIA)の元技術支援職員だったエドワード・スノーデン氏(29)が内部告発したと報じた。
 スノーデン氏は実名を公表した理由について「世界の人々の自由を守りたかった。私は何も悪いことをしていない。自分が誰であるかを隠す必要はない」と話した。
 スノーデン氏はグーグルなど世界的なIT企業から直接情報を収集する作戦名「プリズム」について「例えば、あなたの電子メール、パスワード、通話記録、クレジットカード情報などを傍受できる」と説明。
 米司法省は機密漏えいにあたる可能性があるとして初動捜査に入ったと表明した。(2013年6月10日 東京新聞夕刊)』(http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013061002000040.html

 アメリカの情報機関が個人情報を収集している。
 これまでも、断片的にそうした事実が報じられた事があるが(http://kakokijiyou.seesaa.net/article/57939293.html)、やはり、かなり積極的にやっているようだ。
 アメリカが中心になり運営される世界諜報システム「エシュロン」について、以前、欧州議会が問題にした事がある(http://ameblo.jp/kinakoworks/entry-10658518236.html)。
 アメリカは、日本の上空に極秘の通信傍受衛星を持っている(http://www.asyura.com/2002/bd17/msg/494.html)。そこで得た情報を、工作機関が意図的にマスコミにリークして、日本の国内世論を操作することに使っていると考えられる(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20120610/1339299693)。
 マイナンバー法が成立し、平成28年1月から利用が開始されるが(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130524/plc13052412370010-n1.htm)、日本国内の防諜体制が整わなければ、外国勢力の個人情報収集活動を手助けするだけになるだろう。
 日本では、外国からのスパイ活動を阻止する防諜の役割を公安が担っているけれど、海外からの工作や諜報活動に対抗し、スパイ活動を取り締まる効果的な法律が無い。法律だけで防げないだろうけど、せめてスパイ防止法くらい、日本にも必要ではないか?



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