TPP交渉妥結は日本の敗北


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 経済コラムニストの小笠原誠治氏が「TPP交渉妥結は、日本が不利になることを意味する理由」と題する記事を書いているので、一部を引用して紹介したい(http://bylines.news.yahoo.co.jp/ogasawaraseiji/20131206-00030417/)。
 小笠原氏は、記事で『TPP交渉が妥結するということは、日本が敗北したことだと言うことです』とハッキリ述べている。
 その理由として、『何のためのTPPだったのか? TPPに参加しないと自動車メーカーなどを中心として、米国とFTAを締結している韓国に後れを取るからという理由ではなかったのでしょうか?そして、仮にTPPに参加すれば、相手国側の関税が撤廃されるので、日本の輸出が増える、と。しかし、実際には、米国は日本車の輸入に関して、関税を撤廃するどころか、20年間は関税を維持すると言っているのです。その上、セーフガードまで発動する、と。そして、その一方で、日本側に対して軽自動車の規格を廃止しろとまで言っているのです。これのどこが交渉と言えるのでしょう。単に米国の要求を押し付けられているだけではないでしょうか』と述べる。正にその通りと思う。
 また、小笠原氏は、「これ以上は1センチも譲れないという説明をしました」と交渉担当の甘利大臣が会見で言った直後に体調を崩して入院してしまった事に触れ、『こんなことが起きるから、政治家の間で、アメリカに逆らってはダメなのだという「都市伝説」が益々広がるのではないのでしょうか』と、微妙な事を言っているが、これも確かにその通りで、第一次安倍政権の際、農産物輸入交渉を前にした農水大臣が、次々スキャンダル攻勢にあって失脚した事を覚えている方も多いであろう(http://dendrodium.blog15.fc2.com/?mode=m&no=584&m2=res)。あれが、アメリカによる日本攻略のための情報戦だったとする見方もネットには多い(http://www.yamamotomasaki.com/archives/400)。
 小笠原氏は、その他に、TPPの交渉内容が秘密にされている事に関し、『殆どの場合、米国は様々な手段を駆使して日本側の情報を把握しているのです。だから、日本政府が、今回のTPPに関する情報について、国民にある程度詳しいことを教えても、本当は交渉にさほど影響を与えることはないのです。では、何故それでも秘密にしておきたがるのか? それは、政府が外国との間で交渉をする場合には、相手国政府と自国の国民の間で板挟みに状態になるからです。そして、国民に対して、最初から本当のことを伝えてしまうと、どのような結果になっても国民が納得してくれないからなのです』と述べている。これも的確な見方である。
 結局、日本がTPPの枠組みに入って騙されるのは普通の日本国民なのである。一部の超グローバル企業に勤める人は得をするのかもしれないが、大多数の人は生活が苦しくなる。そんなTPPの枠組みに進んで入って行く今の日本政府は、大馬鹿である!
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