ウクライナと満州


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 最近のウクライナ情勢を見ていると、なんとなく昔の日本と満州の関係を思い起こす。アメリカは、ウクライナにロシア軍が居る事をもって、ロシアはウクライナを侵略していると言う。乱暴な見解だ。じゃあ、パキスタンアメリカ軍が居るけど、アメリカはパキスタンを侵略しているのかね?
「軍が他国に居るから侵略だ」なんて定義は無いのである。条約に基づいて他国に駐留することは、幾らでもある。例えば、在日米軍日米安保条約に基づいて日本に駐留している。それを「侵略だ!」と言いたい気持ちも私に少しあるが、国際法上、合法に駐留しているのだから、しょうがない。
 ウクライナにロシア軍が居るのも全く同じ。ウクライナにはウクライナ人が住んでいるが、かつてはソ連の一部だった。ソ連崩壊後は、ソ連時代の名残でロシア軍がウクライナに駐留し続けた。当然、条約を結んでロシア軍はウクライナに駐留していた訳だ。侵略しているのではない。
 で、話は満州に飛ぶけど、良く、戦前、満州に日本軍が居たのが、日本の支那侵略の証拠・・・みたいな話をする人が居る。全然違う。満州に日本軍が居たのは、日露戦争の結果です。日露戦争支那侵略では無い。あれはロシアとの戦争だから。そして、日露戦争の結果、日本はロシアから満州の鉄道権益を賠償として譲り受けた。その満州鉄道防衛の為に、日本軍の駐留が認められて居たのです。
 それは、国際法上、全く合法的な取り決めです。その後、満州国建国を巡る満州事変で、日本は他国から干渉を受け、リットン調査団を送り込まれるが、これはクリミアを巡って西側とロシアの利害が対立している今の状況と似ている。少し違うのは、当時の日本は満州人に国を持たせようとして頑張った訳で、これをウクライナ情勢に当てはめるなら、ウクライナ人の側に居るという事。だから満州事変を公平に見れば、日本の正当性が高いのです。それを、今もって日本の侵略と言われるのは、本当に日本に対する冒涜です。

 ところで、ウクライナ情勢なんて、日本から遠くの事で、日本人に、あまり関係が無い気がします。しかし、国際関係は繋がっています。
 歴史を遡ると、日露戦争の遠因には、クリミア戦争でのロシアの敗北があった。南下政策を取る帝政ロシアは、衰退するオスマン・トルコ帝国への勢力拡張を目論見ますが、それを邪魔しようとして英仏連合軍がオスマン・トルコに加勢し、ロシアを破ったのがクリミア戦争です。それで西側への拡張を諦めたロシアの目は極東へ向き、日本と衝突して起こったのが日露戦争でした。恐らく、今のウクライナ情勢も、何かしら日本に影響するでしょう。
 


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