対米自立、絶対必要!


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 米国が対露戦略で中国への関与を強化する。これにより日米分断の危険がある。
『ロシアがウクライナ南部クリミア自治共和国の併合を決めたことで、オバマ米政権は今後の重要な対露戦略のひとつとして、中国の協力を取り付けるため対中関与を強めていくとみられる。ただ、その過程でオバマ政権が、中国の主張する「新型大国関係」に強く傾斜すれば、日米分断を含む「中国の罠(わな)」にはまる危険性を強く内包してもいる。(以下略)(2014.3.19 msn産経ニュース)』(http://sankei.jp.msn.com/world/news/140319/amr14031908170001-n1.htm
 当ブログでは、米中二国間関係が強固になり、日本が米中取引のになる可能性を度々指摘している(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20131130/1385809078)。
 今回の状況が正にそう。オバマはクリミア情勢を巡り中国に何か要求するようだが、当然、習近平見返りを求める。現在の状況を鑑み、習近平アメリカに要求するのは、十中八九、日本に関する事だろう。
 つまり、アメリカが中国に何かを求めれば求める程、日本は、アメリカを介して中国に譲歩させられる関係になっている。バーターの条件が日本の譲歩であって、即ち、日本の国益が、アメリカによって中国に切り売りされて行くのである。
 それは尖閣なんていう大きな問題だけじゃなく(当然それもあるが)、もっと小さな事、日本に居る外国人の地位向上や、外国企業に関する法規制の緩和や日本政府の行動制限など、多方面に渡って、中国様の意向がアメリカの意向として日本に伝えられて来る事になる。
 良い例が、靖国参拝を巡るアメリカの介入だ。
 昔の事になるがブッシュ大統領の頃、アメリカは靖国参拝に何も言わず、むしろ日本に靖国参拝を望んでいた(http://bewithgods.com/hope/japan/a05.html#bush-yasukuni)。腹立たしい事に、当時、日本の方が、周辺諸国を刺激するからと言ってアメリカの勧めを断っていたのである。
 そのアメリカが180度変わって、今や靖国参拝に文句を付ける・・・アメリカの政策判断に影響したのは、間違いなく中国だろう。
 だから日本の対米自立は待った無しなんだ。
 ところが日本の外務省始め官僚機構は対米従属を続けたい!(http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/246.html)、これが中国と同じ癌なんだ!
 当ブログでも、日本の官僚は国家衰退戦略を取っていると指摘した事がある(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20120320/1332218167)。その見立ては今も変わっていない。
 対米自立なくば、日本の国益は、アメリカのみならず、中国へもズルズルと垂れ流されて行くだろう。日本国に図太いストローが差し込まれ、国民の利益がチューチュー音を立てて吸い出されているのが今なのだ!
 目覚めよ日本人!
 対米自立は死活問題だ!
 


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