不意打ちだった御嶽山噴火


↑↑↑始めにクリックよろしくお願いします!
 御嶽山噴火、気象庁による噴火前の警戒レベルは「平常」だった。
『噴火前の御嶽山の警戒レベルは「平常」で、予期せぬ熱風と火山灰に襲われた登山客ら。
 110もの活火山がある日本で、火山と向き合うことの難しさを改めて痛感させた。
 日本では御嶽山のように人気の観光地でも火山活動を続けている場所は多く、過去にも登山客らが被害に遭ってきた。
 世界最大級のカルデラを持つことで有名な熊本県阿蘇山では、1979年9月の噴火で観光客3人が噴石の直撃を受けるなどして死亡した。
 74年7月に噴火した新潟県の焼山やけやまでは、登山中の千葉大学の学生3人のパーティーが遺体で発見された。
 気象庁は2007年以降、火山活動に応じて周辺住民や登山客らに避難や注意などを呼びかける「噴火警報」を発表。鹿児島県の桜島口永良部島くちのえらぶじまの2か所が、登山禁止などを呼びかける警戒レベル3に指定されていた。
 ただ、御嶽山は27日の噴火まで、「平常」とされる警戒レベル1。登山客らはほぼ無警戒の状態で噴火に見舞われた。(2014年09月28日 YOMIURI ONLINE)』(http://www.yomiuri.co.jp/national/20140928-OYT1T50016.html
 しかし立命館大学の高橋学教授は、以前に「20世紀以降、環太平洋でM8.5以上の地震は8回発生しています。そのうち7回が火山噴火とセットで発生しています。貞観地震の際は十和田山(青森)が噴火した。噴火のない1回は東日本大震災だけです。近いうちに火山が噴火することも十分に考えられます」(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20130218/1361178913)と警告しており、火山噴火を警戒する声はあった。事実、先週の晩には、NHKが巨大噴火を警告する特番を放送したばかりだった(http://nhkworldpremium.com/program/detail.aspx?d=20140921210000)。
 にも関わらず、御嶽山噴火は予測されなかったのだ!
 その原因は、民主党事業仕分けで観測データに穴が空いたためだという。「大規模噴火は数千年に1度なのに24時間の監視が必要なのか」という勝間和代の提言が観測縮小の決め手になったというから、お粗末な話である(http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5590.html)。
 当ブログでも、天変地異の予兆みたいのをお伝えすることがある(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20130228/1362017261)。しかし、本当に起きるかどうかまでは断言できない。予測を確実なものにするには、専門家による正確な観測データと、その精密な分析が不可欠だからだ。
 相次ぐ土砂災害や水害、巨大地震の発生により民主党の行った事業仕分けは批判されているが、目先のことばかり考えて、将来の備えを怠るのは愚かさの極みである。国土保全、観測網充実のため、万全の備えが必要だろう。



<日本の火山を科学する    新書>



<災害への備え、常に怠るな!、クリック宜しくお願いします。 m(_ _)m>

人気ブログランキングへ



(リンク)
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5590.html
http://omoixtukiritekitou.blog79.fc2.com/blog-entry-2596.html