LINEの害悪


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 LINEについて、様々な弊害が指摘されている。
『■「既読無視」をするとイジメの危機
 LINEはスマートフォン向けのメッセージ&電話アプリケーション。日本の利用者数は約5800万人、世界では5億人を超えています。通信キャリアや端末を問わず、複数人とチャットできるなど便利ですが、中学・高校生のスマホ保有率が急伸するなか、LINEをめぐる問題が表面化しています。
 特に深刻化しているのは、LINE依存の生徒の増加です。彼らは文字通り、寝ても覚めてもLINEで、勉強や睡眠の時間が大幅に削られます。食事するときでさえ、スマホから目が離せないこともある。
 なぜ、そうなるか。思春期の彼らが友人・仲間内での濃密なコミュニケーションを求めるのはある意味自然なこと。でも、そのつながり願望があまりに強すぎる場合、会話の輪の中にいないと、「自分だけ乗り遅れる」感覚に陥りやすいのです。
 また、LINEでは仲間のメッセージを自分が読むと、「既読」ということが仲間に伝わるのですが、その際、何の返信もしないのは「既読無視(既読スルー)」として重大なマナー違反になるようなのです。
 そうした行き違いなどが原因となって、誰か1人に周囲が暴言を書いたり、仲間ハズレにしたりすることもあります。LINEによるイジメが、自殺にまで発展してしまった事件も実際に起こっています。
 さらに長時間の“LINE漬け”により成績が低迷し、家族との関係が悪化することもあり、最近は各学校やPTAなどが独自に子供のLINEの利用時間を制限するルールを決めるケースも出てきました。
 では、家庭ではどんな対策を立てるべきか。まず、LINE依存を防ぐため、親は子供と話し合いの機会を設けるべきでしょう。夜10時以降は禁止、試験前の1週間は禁止、子供部屋ではなくリビングでする、などLINE利用の約束事を決めるのもポイント。その場合、親の押しつけではなく、子供が納得できる形にするのが大切です。
 また、LINEには「通知オフ機能」があり、これを利用するのも一つの手です。例えば、これから1時間はメッセージを着信しないという設定が可能。この機能を使って、通知オフの時間帯を勉強に充てるといった工夫を子供にさせることもできます。
 私はLINE側と定期的に意見交換していますが、「夜11時〜翌朝6時までは通知オフにできる」といった機能の追加を提言しています。
 大事なのは、定期的に親子で利用状況を見直すこと。スマホは今後ますます必需品になるでしょう。それはつまり、子供にとってLINEなどの誘惑と常に隣り合わせになることを意味します。自己管理できる人間に育てるためにも適切な親の関与が必要になります。
 子供の「依存」にはもうひとつリスクがあります。実は、スマホでフィルタリング設定をするとLINEやフェイスブックツイッターなどを利用できません。よって、LINEを利用する中高生はフィルタリング設定をしないのですが、その結果、中高生を含む未成年者のポルノ依存の増加が大いに危惧されています。
 LINEが児童買春や淫行といった福祉犯罪の温床となっている点も無視できません。LINEユーザーには通常、IDが割り当てられます。このIDを相手と交換することによって、チャットなどのやりとりが可能になるのですが、一方で出会い系サイトのように見知らぬ他人同士が知り合うこともできるため、犯罪の起こるリスクが生じているのです。ただ、LINE側は、18歳未満のユーザーのLINEID利用制限するなど、福祉犯罪対応については進展が見られます。
 いずれにしろ、子供にスマホ所有やLINEをすることを許可すると、残念ながら親はこうした様々な心配をしなくてはならないことを承知しておくべきかもしれません。(4月10日 千葉大学教育学部教授藤川大祐)』(http://news.biglobe.ne.jp/economy/0410/pre_150410_7144094242.html
 昨今の若者犯罪で、しばしば犯人達がLINEで連絡を取り合っていたことが指摘される。


 例えば、川崎中1殺害事件(http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/02/28/kiji/K20150228009884950.html)を始め多くの若者の殺害・暴行死事件にLINEが関わっている(http://www.sankei.com/affairs/news/150424/afr1504240047-n1.html http://uguisu.skr.jp/recollection/line.html)。
 今、ニュースになっている千葉の18歳女性連れ去り殺害事件でも、犯人達はLINEを使っていたと報道されていた。
 LINEはコミュニケーションツールとして広まっているのだから、そんなのは当たり前という意見もある(http://news.mynavi.jp/news/2015/04/04/292/)。
 けれども、私はLINEには積極的に犯罪を助長する要素があると思う。
 一つの要素は、LINEネットワークの閉鎖性である。閉ざされたグループ内での簡単なメッセージのやり取りは、そのグループが未成熟な構成員から成り立つ場合、感情の暴走メカニズムが働きやすい(http://xn--08j4bydvk4fra8814d6dm.jp/line-464)。
 LINEネットワークは閉鎖性を持つ故に、人間の持つ部族的な本能に良くマッチする。その内部では、集団心理が働きやすいのだ。
 しかもLINEはメッセージ伝達が主な機能なので、論理的な議論をするのには向かないツールだ。あくまで感情のやり取りレベルの会話が、子供たちの間でなされている。
 人間の感情は、原始時代に進化したものだが、その基本要素は数万年間変わっていない。システム論的な単純な見方をすれば、社会制度や法律などが未整備な原始時代に於いて、社会集団を上手く運営するためのプログラムとして人の感情が進化したとも言える。
 即ち一つの部族ぐらいの規模であれば、法律や制度などなくても、感情プログラムだけで運営できるよう、人間は進化してきたのだ。


 だが、古代の部族であれば、当然、そのリーダーには見識のある者や指導者としての資質を持つ者が成った。古代の部族では、構成員の生存が掛っていたので、適当な運営は許されなかったのだ。
 しかしLINEの中で若年者のみで構成される原始的な部族集団社会は、単なるガキンチョの集まりに過ぎない。そこに深い知識と見識を持ったリーダーは居ない。だから、LINE空間で感情は暴走し、集団心理に抑制が効かない。
 例えば、犯罪グループに於いて、LINEには、原始的な人間集団の「狩りの本能」を最大に引き出す作用がある。
 人間の集団行動は、原始時代、共同で狩りをする目的で進化したとも言われる。ナウマン像を何日も掛けて追いかけまわし、グループで狩る。その際に必要な意思伝達の手段として、原始的な言語が発達した。言葉の発生である。LINEは、そのレベルのコミュニケーションに最も適している様に見える。原始的なシグナルのやり取りで、グループ構成員の紐帯を保ちながら、目的を果たす。
 だから恐らく、犯罪者グループはLINEを愛用するのだ。
 結局、LINEというのは、人をコネクトするには便利な道具なのかも知れないが、あまり頭の良いツールとは言えないと思う。子供がLINEに時間を費やしても、グループのレベルが低ければ、そこから得られる知識もリアクションも低レベルなものに過ぎす、そのグループのレベル以上には人を向上させない。一方でLINEに参加しないことで虐められたりする問題もある。
 従って、学校は子供がLINEを使うのを一定程度規制すべきではないか?
 それからLINEは韓国にデータが筒抜けだと言われる(http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140627/567263/)。スパイされる可能性が否定できないので、公的機関や企業での利用は、勿論、控えるのが当然だろう。


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