佐野氏バック、取り扱い中止


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 サントリーは、自社が配布している、五輪ロゴデザイナー佐野氏デザインのバッグについて、取り扱いの中止を発表した。
サントリービールは、2020年東京オリンピックの公式エンブレムをデザインした佐野研二郎さんが手掛けたキャンペーン用のバッグの取り扱いを中止したと発表しました。
 サントリービールが取り扱いを中止したのは、キャンペーンの賞品としてデザイナーの佐野研二郎氏が手がけたトートバック8点です。
 デザインを手がけた佐野氏は、東京オリンピックの公式エンブレムをめぐり、ベルギーの劇場のロゴに似ていると指摘されていて、今回のトートバッグについてもインターネット上で、他の作品とデザインが似ていると指摘されていました。サントリービールは、佐野氏からの申し出を受けて、取り下げを決めたとしています。
 佐野氏の事務所はホームページで、「身近にあるアイデアや素材をモチーフにした。専門家を交えて、事実関係を調査・検討している」とコメントしています。(JNN 8月13日)』(http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150813-00000075-jnn-bus_all
 この件は、更に波紋を呼ぶだろう。


 というのも、サントリーが疑惑を持ち佐野氏デザインのバック取扱を一部停止したことは、現在、ベルギーで行われている五輪ロゴ使用差し止め提訴(http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000056306.html)の件にも、何らかの影響を与える可能性があると思われるからだ。
 大阪芸術大学の純丘曜彰教授は、「東京オリンピック・エンブレムはもう無理筋」ではないかと言う意見を述べておられる(http://www.insightnow.jp/article/8591)。教授は、ネットのかなり奥深いところから巧妙に素材を拾ってきていることが完全に明らかになってしまった以上、ドビ氏デザインを知らずに五輪ロゴをデザインしたとする主張に、無理が出て来ると指摘する。
 これは、以前の私の記事とも一致する見方である(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20150731/1438306362)。
 ドビ氏は既に著作権違反を主張してベルギーの裁判所へ訴える旨を発表しているが、今回のサントリーの一件は、著作権違反の判断をする裁判官の心証形成に、極めて大きな影響を与えるのではないのか?
 五輪開催までには、まだ5年もあるのである。
 関係者に問いたい。
 五輪ロゴデザイン、やり直すなら今の内ではないか?

 
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