日本を信用しないアメリカ


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 アメリカに日本のプルトニウム331キロが移送された。
『日本がアメリカとの協定に基づき、プルトニウム331キロをアメリカに移送するとしました。
 イルナー通信によりますと、日本政府は6日水曜、この内容を伝えるとともに、アメリカとの原子力協定により、アメリカ政府も、この濃縮プルトニウムの代わりとして、原子力の研究に必要な物質を日本に提供することが定められているとしました。
 この報告によりますと、331キロの濃縮プルトニウムは今年3月までに船でアメリカのサウスカロライナ州に移送されます。
 このプルトニウムは、以前の報道では、アメリカが冷戦時代に日本に提供したものだと伝えられていました。
 アメリカは2010年からこれまで、このプルトニウムの返還に努めるよう呼びかけてきました。(2016/01/06 イランラジオ)』(http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/61268
 これは日本が持つプルトニウムの中で、直ちに兵器転用が可能な、貴重な兵器級プルトニウムだった。


 核弾頭50発分に相当するものだ(プルトニウム返せだって)。その返還をアメリカは日本に執拗に迫っていたのである(プルトニウム返す日本)。日本政府は抵抗したらしいが、やはり取り上げられてしまった。
 アメリカがそういうことをするのも、究極的には日本を信用していないからだ。
 今の日本の状況を見て、日本が核弾頭を作ろうという状況にないのは誰が見ても明らかだ。にも拘らず、アメリカが日本から兵器級プルトニウムを取り上げるのは、日本の核武装の芽を摘むためだとしか言えない。
 今の様な能天気な日本が核武装をしようと決断するのは、どういう時か?
 それは、日本国が追い詰められて国家存亡の危機に陥ったような場合だろう。追い詰められた日本なら、真珠湾攻撃を決断した時のように、一か八かの決断で核武装することが有り得る。
 そういう状況をアメリカが危惧しているということは、つまりアメリカの中では、そこまで日本を追い詰めるプランも、可能性の一つとして検討しているということだ。
 そのシミュレーションに基づき、日本に兵器級プルトニウムを持たせておくのは危険だと判断したから、アメリカは日本から兵器級プルトニウムを取り上げるのである。
 つまり、究極的にはアメリカは日本など全く信用しておらず、場合によっては敵として滅亡させるようなプランまで持っているということになる。
 それを現実的に研究し、米政府内で何度もシミュレートしている。恐らく戦前のオレンジ・プランのように(米が対日戦争意識したのは日露戦争勝利で日本強くなったから)、日本を壊滅させるプランがアメリカ政府内で長期戦略の選択肢の一つとして今も検討され、しっかり生きているのだろう。
 その現実を、日本人はハッキリと明瞭に認識して生きる必要がある。国同士の関係に、お友達同士のような関係は無い。そこには、単に競争相手としてのシビアな関係があるだけだ。
 アメリカを信用しても、必ず裏切られるだろう。

 
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