英仏紛争勃発か?


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 英国がEU離脱なら、仏から移民流入させると仏経済相が語ったという。
『ランスのマクロン経済相は、英国が6月の国民投票の結果、欧州連合(EU)から離脱するならば、フランスから英国への移民流入を食い止めていた国境管理をやめると警告した。
 また、ロンドンから逃げ出す金融関係者は手厚く迎えると述べた。英仏首脳会議を前に英フィナンシャル・タイムズ紙(FT)とのインタビューで語った。
 マクロン経済相は、EUとの関係解消と同時に「(フランス北部)カレーの難民キャンプにいた人々は自由に移動し、(EU全体で通用する)金融業界のパスポートは機能しなくなる」と述べた。
 経済相は2国間貿易に障害が生じるとも指摘。(英国行きを望む)移民をフランス側に押しとどめていた国境管理協定も解除されるとした。
 フランスが2012年に税率を引き上げた際、英国が仏企業の誘致に動いたことを受け、マクロン経済相は「ロンドンの金融街ティーからの帰還者を受け入れることになるだろう」と述べた。
 また英国が加盟権を拒否するならば、EUの「集団エネルギーは新たな関係を再構築するのではなく、今までの絆を解消することに向けられるだろう」と述べた。(2016年03月3日 ロイター)』(http://jp.reuters.com/article/macron-imm-idJPKCN0W5123
 いやー、フランスも遠慮せずに言うねえ。


 やはり、隣国同士の関係というのは、こうやって本音を言い合うのが正しい関係だ。嫌な事を無理矢理我慢するようなのは、正しい国家関係とは言えないのである。
 そもそも、イギリスとフランスは歴史的に仲が悪い。あの第二次世界大戦中でさえ、イギリス人とフランス人は何度か実際に戦ったことがあるくらいだ。フランスがドイツに降伏した後、狡猾にも仏植民地に侵入して来た英軍に対し、フランス人は果敢に抵抗して英軍に打撃を与えた。
 また、英米はドイツ占領下のフランス本国へ何度か激しい空爆を行い、仏市民に多数の犠牲者が出た。それについてフランス人は今でも怒っている。
 そうした事に比べれば、第二次大戦中の日韓なんて、100%完全に良好な関係だった。互いに敵対する軍事行動なんて一つも無かったのだから。
 にも拘らず、戦後の日韓関係は英仏関係に比べ遥かに悪い状態だ。
 何故なのか?


 一つ言えるのは、英仏は互いに我慢せず、ハッキリ主張して言い合うところは言い合って来たという、その歴史が違うのだろう。また第二次大戦の例を挙げれば、同じ連合国陣営にも関わらず、英国首相チャーチルと自由フランスの指導者であったドゴールは、物凄く仲が悪くて常に喧嘩腰だった。つまり英仏は、そうやって、お互い我慢せずに叩きあっている分、不満も解消されやすかったと見る事も出来る。
 翻って日韓を見れば、そうした英仏関係とはまるで真逆だ。
 先般の日韓合意に至っては、互いに批判し合わないという極めて不健全な合意まで結んでいる。そんなことでは、不満は鬱積し、たまる一方になるのではないか?
 小規模な紛争が誤解を払拭させ、互いの気持ちを前向きにすることがある。
 そうであるにも拘らず、皮相な言い方をすれば、戦後の日本は、一切誰とも争わない冷たい態度を取って来た(喧嘩を売られても買わずに日本が一方的に譲歩する)。恐らくそれが、却って周辺国をいら立たせて来た原因でもあるのだろう。
 良い関係と言うのは、必ずしも全く喧嘩しない関係という訳ではない。むしろ制御された紛争を何度も繰り返す方が、良好な関係を築けることさえある。
 だすれば、今の英仏は、紛争と言うよりも、実は最高に良い関係なのかも知れない。日本も不満があれば、米国であろうが中国であろうが、我慢せずに明確に言うべきなのだ。ある意味で、普段我慢していて突然キレるのが、一番良くないのである。

 
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