冗談や軽口が言えない社会になっている!


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 自民党の大西議員が「巫女(みこ)さん」発言で厳重注意を受けた。
自民党下村博文総裁特別補佐は25日午前、同党の大西英男衆院議員と国会内で会い、大西氏が差別的な発言を行ったことについて厳重注意した。
 大西氏は24日、所属する細田派の会合で、北海道の神社を訪れた際、巫女に衆院北海道5区補欠選挙への応援を要請したものの断られたことを紹介し、「巫女さんのくせに何だと思った」などと発言した。同党の谷垣幹事長は25日午前の記者会見で「意味不明で誠に不適切だ」と批判した。(2016年03月25日 YOMIURI ONLINE)』(http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160325-OYT1T50116.html
 私は別に大西議員の支持者でも何でもない。しかし、このくらいで叩くのはどうなんだ?


 自民党稲田朋美まで大西議員の発言を批判している(自民・稲田氏が「理解できない」)。
 確かに大西議員の発言は品の良いものではない。しかし、別に演説会で言った訳でもないし、自分の所属する派閥の会合でちょっと言っただけの単なる冗談だ。その部分がTVで報じられていたけど、「巫女さん」のことをメインに話していた訳ではないし、場を盛り上げるための軽口として言っていただけだ。
 それを、ことさらに取り上げて叩く風潮が嫌だ。
 しかも、大西議員の発言が女性蔑視のように誤解されて伝えられている。
 マスコミは馬鹿だから大西議員の「巫女さんのくせに何だと思った」というのを「巫女さん=女」というふうに受け取っている。だから女性差別だと騒いでいるようだ。
 だが、私はマスコミのように感受性が劣化していないので、大西のオッサンが言おうとしていた事が、どういうことか理解できる。
 マスコミは大西がこれを言った背景や文脈を何も読んでいない。伝えられるところでは、神社の巫女から「自民党はあまり好きじゃない 」と言われたことに対し、大西は「巫女さんのくせになんだと思った」と言ったのだ。
 ここで大西は、「巫女さん=女」という意味で言ってないよ。そうではなくて、神社と言うのは、通常は自民党の支持母体だ。だから巫女さんも、普通は自民党支持者の筈だ。そういう職業的支持層の存在を前提として言っているのだ。だから、この文脈で大西の言う巫女さんは「巫女さん=女」ではなくて「巫女さん=普通は自民党支持者」の意味だ。


 従って大西議員が「巫女さんのくせになんだと思った」と言っている事の真意は「巫女さん(女)のくせになんだと思った」という意味で言っているのではなく、「巫女さん(普通は自民党支持者)のくせになんだと思った」という意味で言っているのだ。
 こういう感性が伝わらない馬鹿ばかりの世の中。
 しかも、大西自身も馬鹿で、無意識に言っていることだから、自分の真意が何か分析して自分の言葉でうまく説明することが出来ない。だから私がここで書いたような、しっかりした内容の説明、弁明が出来ずに簡単に謝ってしまっている!!!
 こういう事が積み重なる。その結果、冗談や軽口がサラッと言えない社会になっている。
 これは問題だよ。
 なんだかさ、これって世の中に反した事を言ったと思われたら罰せられた敗戦間近の日本とか、ナチスの世の中じゃん(或いは今の中国や韓国の社会!)。
 大西議員は、その辺のオッサンみたいな感覚で、たいして重要でも無い事を言ってるだけなんだよ。
 その品の無さは、その通りだと思うが、いちいち言葉狩りするマスコミには全く同調できない。
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