核武装するしかない現実!


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 トランプが、日本を防衛する費用について全額負担するように、と再び主張した。
米大統領選で共和党候補の指名獲得を確実にした実業家トランプ氏(69)は4日、大統領に就任すれば、日米安全保障条約に基づき米軍が日本防衛のために支出している国防費の全額負担を日本に要求する考えを表明した。CNNテレビのインタビューに答えた。
 トランプ氏は金額に言及しておらず、日本に要求する負担がどのくらいなのかは不明。
 米軍が駐留する韓国やドイツにも同様に要求する考えを示し、応じなければ駐留米軍を撤収するとの持論も曲げなかった。指名獲得を確実にし、大統領に選ばれる可能性も出てきただけに一層波紋を広げそうだ。
 トランプ氏は「私は日本と非常に良い関係を持っている」と説明。一方で、日本防衛には巨額の費用を投じているとして「自動車産業で経済大国になった日本に補助金を払い続けるようなことはできない」と言明した。(2016.5.5 産経新聞)』(http://www.sankei.com/photo/daily/news/160505/dly1605050022-n1.html
 アメリカと中国の連携プレーにより、日本は完全に罠に嵌められた。


 アメリカは中国の軍事力拡大を黙認する一方、日本の自主独立の動きや軍事拡大(国産戦闘機の開発や核武装など)については常に牽制し続けて来た。
 そして、日本にとって中国との軍事バランスが、とても耐えられない程に格差が拡大した今になって、トランプが出て来て言っているのだ。
「衛費費全額負担しろ!」と。
 これはトランプが勝手気ままに言っているのではなくて、アメリカが周到に計画して来た戦略を、トランプによって実現しようとしているのだと気がつく必要がある。即ち表面的に付き合っているアメリカでは無く、その奥に居る国家戦略立案者の本当の声だと理解するべきだ(朝鮮戦争は911方式で再開する)。
 日本は、完全に足元を見られている。要するに、日本は罠に嵌められたのである。
 アメリカは、これまで安倍をそそのかして周辺国に対して険悪化外交をさせる一方、自衛隊アメリカ軍に組み込む日米一体化を推進させて来た。有事には、アメリカが日本を守るという前提で、わざわざ国産兵器中心の日本の自立防衛路線を捨てさせて、輸入武器を増やし従米従属路線を選ぶよう仕向けられてきた。
 従米従属は元来、日本の戦略では無かった筈である。アメリカの意向に従わされて来た結果、こうなっているのである。
 にも拘らず、アメリカ軍無しでは防衛がどうにもならなくなっている今になって、狡猾にも、アメリカから米軍に居てほしいなら金出せと言われているのだ。


 これぞ、アメリカの二重人格外交の真骨頂である。
 日本の防衛省も寝耳に水の話だろう。いつも付き合っている下級のアメリカ軍人の話を聞いているだけでは、アメリカが本当は何を考えているか、全く理解できないのである。
 恐らくトランプが大統領になれば、本当に実行するだろう(ヒラリーであっても、日本と疎遠化するのは変わらないはずだ)。
 日本の周辺国は敵だらけだ。中国、ロシア、北朝鮮、韓国、最近では台湾まで領土問題で日本に挑戦するようになって来ている。最悪、日本はこれら周辺国が全て同時に敵になる状況を想定しなければならない。
 そして、アメリカは頼りにならないのだ!
 となれば、日本は嫌でも大量の核兵器によって武装するしか生き残る道は無い。周辺の巨大な敵対同盟にどうやって一国で対抗すると言うのか?、無理であろう。今のままでは、周辺国から侮られ、国益を守ることが出来ないのだ。
 そして核無し米軍無しでは、日本を侮る周辺国から紛争を仕掛けられアメリカを喜ばせることになるし(アメリカは日本が戦争になれば武器が売れてウハウハ)、トランプの求めるように、もしも米軍の為に更に日本が金を出すようなことになれば、それは、日本が富を収奪される完全な植民地の地位に堕するのと同じことになる。従って、今日の切迫した状況下、日本が植民地化するのを回避する為には、核武装は全く極端な選択ではないのだ。
 親日と言われる台湾までもが反日的な態度をするようになっているのは、要するに日本が弱いからである。敵対しても不利益は無いし、味方にしても利益が無いと思われているから、足し算、引き算の結果、周辺国が自然に反日になる。台湾までもが反日になる!
 この単純計算を変えるには、日本が強大な軍事国家になれば良い。
 敵対したら怖い、味方にすれば頼りになる。そう思われれば、利益の足し算、引き算の結果、周辺国は自然に親日になる。それだけのこと。
 実に簡単なことだ!

 
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