まさかの中国ＴＰＰ参加か？
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ＴＰＰで中国を米国の代わりにしようという動きが、ＴＰＰ参加国の中から出ているという。
『日本の参院が衆院に続き環太平洋パートナーシップ協定（TPP）参加を批准した。
米国の次期大統領トランプ氏はTPPから撤退する意向を発表したとして、日本の野党は協定の批准プロセスを遅らせるよう要求した。一部には協定が再形成される可能性があるとする声もあるが、多くの専門家は、米国の参加しない現在の形でのTPPには味がないと指摘している。
オーストラリアのメディアによると、TPPで中国が米国の代わりとなるかもしれない。ペルーでのAPEC首脳のサミットで一連のTPP参加国は、たとえ米国が離脱してもパートナーシップを推進するという非公式合意に達した。北京をTPPに招待するかどうかをめぐり参加国は割れている。 しかしリーダーとしての中国の命運は全参加国と北京の二国間交渉を通じてのみ明らかになる。（2016年12月12日 Sputnik日本）』（https://jp.sputniknews.com/politics/201612123115653/）
安倍晋三が国民を騙して前のめりで進めたＴＰＰ。
アメリカがやらないと言っているのに、日本は無理矢理に衆院と参院を通した。国家の主権を放棄するＴＰＰ。これを推進した安倍晋三は、最早、真正グローバリスト以外の何物でも無いと言えるだろう。
ところが、ここに来てＴＰＰ参加国からアメリカの代わりに中国をＴＰＰに加えるべきとの声が出ているという。
どうする安倍君？！
ＴＰＰ大好きの安倍君は、中国を加えてＴＰＰを推進するのかな？
中国包囲が、いつの間にか、まさかの日中合体に！
こういう流れもあるから、アメリカが止めると言っているのに、日本だけがＴＰＰに拘るなんて馬鹿なことはしない方が良かったのだ。
これでＴＰＰ参加国の多くが、万が一、中国をＴＰＰに加えることで本気になったらどうするのだ？
中国が加わるなら、日本は抜けると言うのか？
それなら今まで何が何でもＴＰＰをやろうと前のめりになっていた日本は何だったのかと、他のＴＰＰ参加国から総スカンを喰らうだろう。
結局、多国間の枠組みを決めてしまうと、ＥＵもそうだが一国だけ枠をはみ出すと他国から嫌われることになるのだ。嫌われるのに慣れたイギリスやアメリカは良いだろうが、ここで日本がＴＰＰ参加国から嫌われると、本当に国際的に孤立するハメになるぞ。
日本外交は迷走しているとしか言えない。それとも安倍君の真意は、実は国民を騙しての日中合体への道が目的だったのかな？？
漁夫の利を得ようと上手く立ち回っているつもりで、結局は追い詰められ、最悪のジョーカーを掴まされた戦前外交の二の舞にならぬよう、気を付けて欲しいものだ。
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