日本叩きの背後はフォード!


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 トランプ氏が標的にする日本の非関税障壁批判に、米フォードの影が見えると言う。
『【ニューヨーク=中西豊紀】トランプ米大統領は23日、自動車貿易を巡り、日本を名指しして「不公平だ」と批判した。米国での現地生産が進む現状を無視し、1980年代に逆戻りしたような批判の背景に、トランプ政権に急接近する米フォード・モーターなど米自動車業界の影がちらつく。アジアでは日本ではなく中国が重要な自動車市場となるなか、米側の狙いはどこにあるのか。
 「非常に前向きな会談だった」。トランプ大統領との朝食会に参加したフォードのマーク・フィールズ最高経営責任者(CEO)は23日、記者団にこう述べた。会合には鉄鋼大手のUSスチールやガラス大手のコーニングなど自動車関連産業の企業トップが出席した。
 日本メーカーが小型車の輸出攻勢をかけた80年代と異なり、いまは日系も米国生産が進む。米国で売る車のうち、北米での現地生産の割合はトヨタ自動車が7割、日産自動車は8割、ホンダは9割とされ、米国勢と遜色ない。ところがトランプ氏は23日の会合で「(日本は)日本市場で米国車を売れないようにしている」と断定した。
 トランプ氏の論法は、米自動車メーカーが日本企業や政府を批判してきた理屈と奇妙に似通う。
 日本は自動車の輸入関税がゼロなのに、米国は日本からの輸入乗用車に2.5%を課している。関税では日本市場の方が開放的だが、フォードやゼネラル・モーターズ(GM)など米自動車大手は、環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉時にも、執拗に「日本たたき」を繰り返してきた。
 輸入時の認証や安全、騒音、環境を巡る規制など、日本の「非関税障壁」が高いというのが「日本たたき」の論拠だ。実際には、TPPで関税を下げれば「米市場でライバルの日本勢を利するだけ」との危機感がある。
 こうした対日批判の最右翼は、2016年に日本市場から撤退したフォードだ。フォードは、トランプ氏から生産拠点の外国移転を非難されると、18年に稼働予定だったメキシコ工場の建設をあっさりと断念した。
 フィールズCEOはかつてフォードと提携関係にあったマツダの社長を務め、日本市場の実態に精通する。「日本たたき」に動くトランプ氏との関係でカギを握るのは、創業家出身のビル・フォード会長だといえる。
 フォード会長は昨夏、ニューヨークのトランプ・タワーで選挙戦中のトランプ氏と会い、その後も何度も電話で話した。両者に共通するのは「反TPP」の立場だ。メキシコ投資を巡り話し合ううちに急接近した。
 TPP離脱を宣言し、日本との2国間の貿易交渉をめざすトランプ氏にとって、自動車は日本に圧力をかける象徴的なカードとなる。日系メーカーが米国投資を増やせばそのまま手柄となる。
 一方のフォード。すでにアジアの最重要市場が中国に移り、縮小傾向の日本市場に狙いがあるとは考えにくい。フォード会長はトランプ政権と協議するテーマに「税制、貿易、そして為替」と語ったことがある。政権の力を借り、環境規制などとともに円安・ドル高を日本の「非関税障壁」だと攻撃し、成長鈍化が懸念される米市場でライバルの日本勢をたたく。そんな観測も成り立つ。
 富士重工業は北米で多目的スポーツ車(SUV)「フォレスター」や「アウトバック」の販売が伸び、16年の世界販売に占める北米市場の構成比は7割を占める。このうち、約6割は日本で組み立てて輸出している。
 マツダは北米でSUV「CX―5」など年間約45万台を販売。米国に生産拠点を持たず、北米向けは日本とメキシコで生産している。自動車摩擦が再燃すれば、日本勢の打撃は避けられない。(2017/1/25 日本経済新聞)』(http://www.nikkei.com/article/DGXLZO12090660V20C17A1EA2000/
 フォードの最重要市場は中国。


 なんだよ、結局はチャイナマネーか。
 これだから、アメリカなどアテには出来んのだ。結局、アメリカ人は金で動く。
 フォードは中国市場に依存しているから、中国の顔色を窺う必要がある。フォードは日本市場から撤退しているから、日本の顔色を見る必要は無い。フォードの車を買わない日本より、フォードの車を買ってくれる中国様の方がトランプ君には大切ということなのだろう。
 それは分かりやすい理屈だ。
 こんな事では、日米同盟の先は思いやられる。アメリカが中国に逆らえないのなら、尖閣の防衛も難しい。
 思えばアメリカには、日本の産業を戦略的に破壊して来た歴史がある。
 アメリカはグローバルスタンダードを旗印に、日本企業に様々な難癖を付け、日本企業の経営スタイルを完全に米国化させた。その結果、日本企業はどうなった?、繁栄したのか?


 1980年代、日本的経営により世界市場を独占していた日本企業の数々。東芝やシャープやNEC、三洋電機ソニーなど。それらの企業は今日、どうなった?
 発展したのかね?
 どれもこれも見る影もなくガタガタだろ。
 だがかろうじて、自動車産業が日本にまだ残っている。だから、それが目障りだと言うのだろう。この機会に一気に叩きつぶして息の根を止めたいということだ。
 そう言う事だよ。
 だからいつまでもアメリカに頼っても駄目。日本は自立しないと駄目だと何度も言っている。
 中国はあれだけ黒字を溜め込んでいても、これまで経済において日本ほど激しく攻撃された事はなかった。それは何故か?
 中国には巨大な核戦力があるからだ。だからアメリカは究極的に中国を敵に出来ない。強い者の方が大切なのだ。弱者は単に絞り取る対象に過ぎない。
 だから言っている。日本は核武装しろと。核大国にならねば日本の産業は全て破壊されるだろう!



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