北朝鮮は暴発するか?


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 米韓合同軍事演習を終えた筈の空母カールビンソンが、再び朝鮮半島に戻って来る。
 この動きが普通で無い事は、金正恩も理解しているだろう。米軍の戦略転換は、米中首脳会談後に行われている。即ち、トランプと習近平の間で謀議があり、談合がなされたと見るべきだ。
 恐らくは心理学で言う所の「怖い刑事」と「優しい刑事」のテクニックを、北朝鮮に対して使う事が決められたのだろう(交渉に出てくる怖い刑事と、優しい刑事)。即ち、トランプが「怖い刑事」の役で、習近平が「優しい刑事」の役割を演じるのだ。
 今、北朝鮮に対し、中国はウラのチャンネルを使い、金正恩に働きかけている筈だ。トランプが、金正恩の政権は認められないと習近平に話しているのなら、正恩の亡命工作が中国により進められている可能性さえある。
「死にたいのか?、トランプは本気だぞ、奥さんと一緒に中国で暮らせ。」
 そう、習近平金正恩に言っている可能性があるのだ。
 そして金正恩が亡命に同意して失脚すれば、中国主導で、今より温和な、集団指導体制の新政権が北に作られる。
 恐らくそれが、米中間で合意された、最も平和的な危機回避のシナリオだろう。
 だが、金正恩習近平の助言を聞くのだろうか?
 恐らく聞く耳は持つまい。亡命など、金正恩にとっては死ぬのも同じ事だ。そして、こうも思う筈だ。朝鮮戦争休戦以来、北朝鮮は戦争準備を進めて来た。北朝鮮全土に広がる地下要塞。そして十年は戦える膨大な戦略備蓄物資。国民を飢えさせながら、それらを不断の努力で築いて来たのは何のためか?
「まさに、この様な不当な要求に耐える為だ!」金正恩は絶叫する。


 更に続けて金正恩は自問するだろう。米軍と戦って勝機はあるか?
 無論、勝ち目が無い事は分かっている・・・だがしかし・・・。
 米軍は地上戦闘が得意ではない。現に、イラクアフガニスタンで米軍はゲリラ戦に苦しんでいる。そして米軍は、ベトナム戦争で、ベトコンが駆使する坑道ゲリラ戦術に敗れた。その戦術は、北朝鮮の山岳部でも展開できる。
 勝つ事は出来なくても、負けない事は出来る・・・その様に正恩が判断する可能性はある。
 では、サダム・フセインの様に、米軍の攻撃が始まるのを一方的に待つべきか?
 今の米軍は先制攻撃を厭わない。そして米軍の航空攻撃は鮮烈を極める。これを座視して米軍の奇襲攻撃を許せば、温存している主要な兵器は破壊され、敵に何のダメージも与えられぬまま朝鮮人民軍の大半は壊滅するだろう。
「それならば、先に攻撃する方が有利だ。」
 正恩は結論する。
 座して攻撃を待つより、積極的に攻撃に出て敵に甚大なダメージを与える。その後、山岳地帯に籠り持久戦に転じれば良い。地下要塞で数年耐えれば、アメリカ人は戦争に興味を失うだろう。一度でもアメリカや日本、韓国に大打撃を与えた記憶があれば、朝鮮人民軍は誇りを保ち、国家再建が可能かも知れない・・・。
 フセインカダフィの辿った道は歩まない。
 それには、大規模先制攻撃しかない!
 金正恩が、そのように考えない保障は無いのだ。



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