中国籍少年が日本人義父を刺殺

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「出て行けと言われ…」義父切りつけ死なす。
『新潟県長岡市の自宅で義理の父親を包丁で切りつけたとして１９歳の少年が殺人未遂の疑いで逮捕された。父親はその後、死亡した。
　殺人未遂の疑いで逮捕されたのは新潟県長岡市に住む中国籍で高校生の少年（１９）。警察によると少年は１４日午後１１時すぎ、自宅で、母親の再婚相手で義理の父親（４６）の首を包丁で切りつけるなどして殺害しようとした疑いが持たれている。通報を受けて警察が駆けつけたが、父親はすでに死亡していた。
　調べに対し「出て行けと言われ、口げんかとなり、父親を殺した」と容疑を認めている。
　警察は容疑を殺人に切り替え調べている。（2017年7月15日　日テレNEWS２４）』（http://www.news24.jp/articles/2017/07/15/07367109.html）
　という事件。


　ところで日テレのニュースでは、刺した少年が中国籍であることを伝えているが（名前を出すべきと思うんだが）、被害者の義父については４６才という年齢のみしか情報を伝えていない。
　これだと、もしかすると義父も中国人で、良くある中国人同士の揉め事か・・・とも思われかねない。しかし、殺された被害者が日本人だというのは、産経の記事で分かるのだ。
『１４日午後１１時４５分ごろ、新潟県長岡市の住宅から「息子が父親を刺した」と１１９番通報があった。市消防本部の救急隊員が駆け付けると、男性が首から血を流して倒れており、県警長岡署は１５日未明、殺人未遂の疑いで現場にいた高校３年の少年（１９）を現行犯逮捕した。
　同署によると、男性は会社員の礒野哲男さん（４６）で、現場で死亡。少年の母親の再婚相手という。少年は調べに「頭の中が真っ白で分かりません」と話している。今後、容疑を殺人に切り替えて調べる。
　逮捕容疑は１４日深夜、礒野さんの首を包丁で切り付け、殺害しようとしたとしている。凶器とみられる包丁は現場で見つかった。女性の声で１１９番通報があったことから、母親が通報したとみられる。（2017.7.15　産経ニュース）』（http://www.sankei.com/affairs/news/170715/afr1707150022-n1.html）
　被害者は、礒野哲男さん。たぶん日本人だ。


　けれども奇妙な事に、産経の記事では、少年が中国籍である事や、父が義父である事が記されていない。その為、産経の記事だけを読むと、一般的な家庭内の殺人事件と誤認してしまう。どうしたんだ産経？、らしく無いね。
　という事で、日テレのニュースだけ見た人は「中国人家族内の殺人事件（？）」のように錯誤するかも知れないし、産経のニュースだけ読んだ人は「普通の家族で息子が父親を刺した凄惨な事件」と勘違いするだろう。どちらも不完全な記事なのだ。
　正しくは、そうではない。
　２つの情報を総合すると、正確には、再婚相手の連れ子の中国籍少年が、日本人の義父を刺殺したのである。恐らく名前の出て居ない母親は中国人なのだろう。即ち事件の全体像は、礒野哲男さんが、中国女性を嫁に迎えたところ、連れ子であった中国人少年に殺された事件だと推定される。
　これさ、礒野さんの財産は、再婚相手である中国嫁や、刺殺犯の中国息子にも相続されるんだろうね。
　日本の刑罰は甘いから、この殺人犯息子は、刑務所で何年か過ごせば無事に出てくるだろう。つまり客観的に状況だけ言うなら、日本人が殺され、その財産で中国女と中国息子が暮らす事になる。そういう事件なのだ。
　要するに礒野さんは折角再婚したのに、結果的に自分は殺され、財産を中国人に奪われるかたちになってしまうのだ！

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