サムスン洗濯機の大量リコール
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韓国サムスンが、スマホに続き米で洗濯機280万台をリコールするという。
『米消費者製品安全委員会(CPSC)は4日、米国で販売されている韓国サムスン電子製の一部の洗濯機、280万台を対象にしたリコール(回収・無償修理)を発表した。9月には新型スマートフォーン(スマホ)「ギャラクシー ノート7」を異常発熱・発火問題でリコールしたばかりで、サムスンのブランド価値にも影響しそうだ。
CPSCによると、サムスン製の縦型洗濯機で強い振動などの異常な動作の報告が733件あり、肩などを負傷した報告も9件もあったという。リコール対象の製品は2011年3月以降に製造された34モデル。米家電量販店大手のベスト・バイなどが450〜1500ドル(約4万6000〜15万5000円)の価格帯で販売していた。
サムスンは8月に発売した新型スマホの電池に不具合が見つかり、9月にCPSCはリコールを決めた。同スマホはサムスンの今年の目玉製品だったが、生産停止に追い込まれ、巨額の損失が発生している。今回さらに白物家電の中核製品である洗濯機もリコールの対象になり、サムスンの幅広い製品で「品質」への信用が揺らぐ可能性がある。
リコール対象となった洗濯機は日本で販売されておらず、今後の発売予定もないという。(2016/11/5 日本経済新聞)』(http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM05H0I_V01C16A1NNE000/)
サムスンの製品は日本から学んだ技術で作られている筈だが?
日本製品の徹底的なリバース・エンジニアリング。そして強引ともいえる日本人技術者のヘッドハンティング(独占公開!サムスンが呑み込んだ日本の技術)。日本の技術を徹底的に解析し、身につけること。それがサムスン急成長の鍵であった。
特に、洗濯機のような古くからある家電製品については、主要部分が昔の日本製品のコピーで、それをアレンジしたものになっているだろう。独自性があるのは、外観などデザイン部分なのだ。
そうした日本の技術を使っている筈なのに、最近のサムスンのボロボロぶりは何だろう。思いだすのは日本のタカタ、エアバック大量リコールだ。
タカタはインフレーターに関し優れた技術を持っていたが、その技術をメキシコに持って行ったところ、大量の不良品が生産されてしまった(焦点:タカタのエアバッグ問題、影落とす海外工場の安全管理)。
海外生産が致命傷になったのである。
共通するのは、優れた日本の技術があっても、それを作る人達に日本人の心が移植されていないと、品質を維持できないということ。
つまり、ポイントは日本人の心を学んでいないということなのだ。
幾ら優れた技術があっても、それだけでは「仏作って魂入れず」なのである。
最近は、日本人の若者も考え方が欧米人化しているから、これはサムスンやタカタだけの問題ではなく、全日本企業が直面する問題でもある。
要は、自社の社員のマインドを、どれだけ日本人化できるのか?
これからの企業が生き残る鍵は、そこになってくる。しかも、モデルとするのは昔気質(むかしかたぎ)の日本人じゃないと駄目だ。昭和の初め頃の日本人(「一人も解雇するな、一円も給料を下げるな」)。
どうやって自社の社員の日本人マインドを維持し、向上させられるか。それがグローバル企業が生き残るポイントになる。古い日本人の心を社員全員が学び、共有して育てる企業のみが、生き残るのだ。
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