昆虫を食べる未来?



 国連が、昆虫を食べるべきという報告書を出した。
国連食糧農業機関(FAO)は13日、カブトムシや芋虫などの昆虫を食べることを推奨する報告書を発表した。報告書は「昆虫はどこにでも生息し、すぐに増殖するため環境への負荷も少ない」と説明している。
 会見したFAO担当者は「昆虫は栄養価が高い。既に世界人口の3分の1に当たる20億人が食べている」と強調。同席したガボンのヌチャンゴ水利・森林相も、カブトムシの幼虫や炒めたシロアリはおいしいと語り、「われわれは日常的に昆虫を食べている」と述べた。
 ただ、報告書の作成者は「多くの西洋諸国では昆虫を食べることへの抵抗感が残っている」とも指摘した。(時事通信 5月13日)』(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130513-00000139-jij-int

 将来、食料危機になる。昔から言われている事だ。人口は更に増え、現実にアフリカなどでは飢餓状態にある地域もある。
 だが、その解決策が昆虫食なのか?
 私は、実に下らない提案だと思う。FAOというのは、国連の下部機関である(http://www.fao.or.jp/about/details/outline.html)。やはり、国連(=連合国)というのはクズなんじゃないか?
 まず、世界に食料危機を齎しているのは、牛などの家畜である。
 牛は10キロカロリー分のとうもろこしをたべても、1キロカロリーの肉しか作り出さないと言われる。牛肉1キロを作るために、10〜30キロの穀物が必要になる。つまり、牛肉で養える人数が1人ならば、穀物で養える人数は10〜30人である(http://www.nikusyoku.com/kiga/fact/02.html)。
 即ち、欧米人が牛肉を食べるのを止めて、穀物中心の食事にすれば、今の何倍もの地球人口を養うことができるのである。
 そして、肉が必要になれば、一番効率が良いのはクジラである。クジラは無駄にする所が無い。日本人が敗戦後の貧しい時期、何とか生き延びられたのは、クジラのお陰であった。欧米人は、牛肉よりも、クジラを食えばいい!(http://blog.jog-net.jp/201008/article_2.html
 クジラは食物連鎖の頂点に位置するため、数が増えると魚を食い荒らしてしまい、漁業資源の減少を齎す(日本の山でシカやイノシシが増えすぎて農作物が食い荒らされるのと同じ状況になる)。従って、一定数間引いてやらないといけないのである。
 連合国が、昆虫を食えと言っているのは、恐らく、自分達の食文化を維持したいから、食料自給できない国の人間は虫を食えと言っているのである!、こんな提案、すんなり受け入れられるか!
 今、日本の食料自給率は下がっている。TPPに参加すれば、更に低下すると予測される。そして来るべき未来には、食料難が予測されている。食料難は、他人ごとではない。
 食料自給できなくなった未来の日本で、日本人が虫を食わされる日が近づいているのかも知れない。金を出せば食料は買える?、だが、何年か前に、チーズやバターが買えなくなった時があったのは、まだ記憶に新しい。国内で不足すれば、幾ら金を出しても、必要な食材が買えなくなる事も有り得るのだ。
 そんな時、連合国が虫を運んで来て、日本人は虫を食えとか言い始める未来も、想定としては、あり得るんだよ!
 欧米人が穀類中心の食生活にし、そしてクジラ食を解禁すれば、世界の食糧危機は回避できるのだ!
 虫なんか食えるか、バカタレ!
 日本は、連合国におもねるのを止め、独自の道を歩むべきだ。日本には、世界の食糧危機を救う独自のノウハウがある。米、魚、クジラ!、世界の食糧危機は、これで乗り切れる!



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